LOUIS VUITTONルイヴィトン

モノグラム

ルイヴィトン（LOUIS VUITTON）のモノグラムは、ルイ・ヴィトンの頭文字である「L」と「V」を組み合わせたイニシャルと、花と星をモチーフにしたロゴです。1896年に誕生し、男女問わず人気があります。

このモチーフは、創業者のルイ･ヴィトンのイニシャル、星、花を組み合わせたものです。ルイヴィトンのモノグラム製品は、その耐久性や耐水性に加えて、エレガントなデザインも特徴です。そのため、持つだけで高級感を演出し、男女ともに人気があります。

日本語では「組み合わせ文字」という意味で、その柄は日本の伝統的な家紋からインスピレーションを得たとされています。ルイヴィトンのモノグラム製品は一目見ただけでルイ・ヴィトンと分かるデザインなので、持っているとステータス性を感じられるでしょう。

ダミエ

「ダミエ」は、ルイ・ヴィトンの歴史において、モノグラムよりも早く1888年に発表されたデザインです。この特別な柄は、1878年以降の「ジャポニズム」ブームに影響を受け、日本の市松模様がモチーフとなっています。こげ茶色とベージュ色の四角形が交互に並ぶチェック柄で、シンプルながら存在感のあるデザインとして、幅広い年代から愛されています。

オフホワイトのベースにブルーの柄が描かれた「ダミエ・アズール」は、明るく爽やかな見た目で女性の人気が高いです。

メンズラインの展開も豊富で、ブラック、グレー、濃いブルーといった男性が好む定番カラーもたくさん揃っています。

アンプラント

2010年に登場した「アンプラント」は、カーフレザー（子牛の革）にモノグラムのモチーフを型押しして作られているため、革ならではの高級感が漂います。

人気のあるバッグは「モンテーニュ」「ポンテュ」「オンザゴー」などのモデルです。カラーバリエーションも10色以上あり、落ち着いた色味が揃います。

ルイ・ヴィトンの中でも、大人の雰囲気を感じられる商品のひとつです。

エピ

1985年に登場した「エピ」は「モノグラム」に比べるとやや控え目な印象です。

レザー全体に細かく型押しされたモチーフは「麦の穂」をイメージしており、フランスでは幸運の象徴といわれています。複雑な型押しがされているため、傷が目立ちにくいです。

エピは上質な素材「グレインレザー」で作られ、耐久性に優れています。特徴的な型押しはシワが目立ちにくく、美しい風合いを長く楽しめます。光の当たり方によって光沢や色彩が変化するのも、エピの魅力です。これらの特性により、エピ製品は長く愛用できる上質なアイテムとなっています。

人気が低迷した時期もありましたが、2012年に11種類のカラーが追加されたことで人気が復活しています。

ヴェルニ

ヴェルニはルイヴィトンのモデルラインのひとつで、「エナメル」を意味します。1998年にデザイナーのマーク・ジェイコブスによって生み出され、現在まで多くの人々に愛されています。

光沢のある外観とオリジナルなカラーバリエーションが特徴で、ビジネスシーンからカジュアルな日常まで幅広く活躍するアイテムです。高い耐久性とシンプルで飽きのこないデザインは、長く愛用できる一品としておすすめです。

モチーフの印象は控えめながら、エナメルの艶が美しくエレガントな印象です。

カラーバリエーションもピンク、レッド、パープル、ブルーなど、他のラインにはない展開で、廃盤カラーを含めると約60種類にのぼります。

ネヴァーフル

ルイヴィトンの「ネヴァーフル（Neverfull）」は、2007年に登場したトートバッグで、その名の通り「どんなに物を入れても溢れない」というコンセプトが特徴です。

PM、MM、GMの3つのサイズがあり、幅広い用途に対応しています。「モノグラム」や「ダミエ」など人気のあるラインの商品も豊富でMMサイズ以上であれば雑誌やA4の書類も難なく入るため、日常使いからビジネスシーンまで幅広く活用できます。

バッグの形や容量は、両脇にあしらわれたサイドレースによって調節できるので、その日のスタイリングに合わせて使いやすくなっています。長めのショルダーハンドルが付いているため、コートなど厚手のアウターを着ても肩に掛けやすく、使い勝手も良いです。

スピーディ

「スピーディ」は1930年代に誕生し、その後半世紀以上にわたってルイ・ヴィトンの定番として愛され続けている人気モデルです。

最初は「エクスプレス」という名前で登場し、都市での使用に適したコンパクトなサイズでした。現在ではリアーナやベラ・ハディッド、デュア・リパなどのトレンドセッターが愛用するアイテムとして、その魅力が続いています。

短いハンドルと丸みのある印象的なフォルムは、「モノグラム・アンプラント」「エピ」など様々なラインで採用されています。またカラーバリエーションが豊富な点も特徴です。

25cm〜40cm まで4つのサイズが展開されており、日常生活から旅行まで、シーンによって使い分けられます。

キーポル

1930年に旅行用のバッグとして発売された「キーポル」は、折り畳んで収納できるほど柔らかい素材で作られています。

「モノグラム」や「ダミエ」といった定番ラインの展開も豊富にあり、異なるラインの「キーポル」を購入するファンも多いです。

モデルは、45cm、50cm、55cm、60cmの4つの異なるサイズで提供されています。このバッグは、他のモデルよりも軽量化されているため大きいサイズでもバッグの重さをあまり感じません。

アルマ

1934年にルイ・ヴィトンの孫であるガストンがデザインした「アルマ」は、中世の騎士が使用したバッグをモチーフにしています。

1955年には「シャンゼリゼ」と改名され、1992年に現在のアーチ型でシンプルかつエレガントなデザインでモノグラム・キャンバスで正式に発売されました。名前がフランス語で「魂」を意味する「アルマ」は、ルイ・ヴィトンの魂を象徴し、ココ・シャネルがハンズフリーで使えるバッグとして注文したことでも有名です。

上部にフェミニンな丸みを残しながらも、安定感のある形に惹かれるファンが多いです。底が広く、開閉口が両脇まで開くため、物が入れやすく収納力にも優れています。

ショルダーストラップをつければカジュアルに、外せばフォーマルにと、「アルマ」ひとつ持っているだけでコーディネートに迷いません。

ジッピーウォレット

「ジッピーウォレット」は、ルイ・ヴィトンの財布の中で最も定番とされるモデルです。

ラウンドファスナーがスムーズに開閉できることが最大の特徴で、マチが広く、複数のカードスロットを備えているため、収納力に優れています。日常使いからビジネスシーンまで幅広く活用され、そのシンプルで実用的なデザインは多くの人々に愛されています。

また、ラウンドファスナーの採用により開閉口が大きく開き、財布の中身を確認しやすいです。

「モノグラム」「ダミエ」「エピ」など、人気ラインが幅広く展開されている点も魅力といえます。