コーチ

コーチのバッグはモデルや素材、状態によって買取価格が異なりますが、全体的に安定した相場を保っています。中でもシグネチャー柄やレザー素材のバッグはブランドの象徴として人気が高く、比較的高値での買取が期待できます。一方で、定価や流通量のバランスから買取市場では価格が大きく高騰しづらい傾向もあります。状態や年式により変動はありますが、バッグの場合は数千円〜数万円程度が一般的です。
 
コーチは近年、若年層や新規顧客の獲得を目的に、コラボレーションやキャンペーンを積極的に展開しており、ブランドの認知とファン層を広げています。インフレや原材料費の上昇、円安の影響を受けつつも、コーチは比較的手の届きやすい価格帯を維持しており、今後も大幅な値上げは限定的と見られています。
 
「使わなくなったバッグをどうしようか」とお悩みの方は、この機会にぜひ当店の査定をご利用ください。お客様の大切なアイテムを、最新の市場相場に基づいて丁寧に査定し、最良の条件でお引き取りいたします。

コーチ当社最新買取金額
（2025年7月更新）

 
キングラムでは先月も数多くのコーチ製品を買取させていただきました。その一部をご紹介します。

※こちらの買取価格はご売却時の買取金額です。日々の相場により、価格が変動するため、参考価格とお考えください。
詳細な価格は、実際のお品物を拝見後のご提示となります。
 

当社では、お品物の状態を分かりやすくお伝えするためにランクをお出ししております。

• N：新品・未使用で付属品がすべて揃っている状態
• S：新品同様の状態
• A：わずかな浅いキズ、汚れはあるが大変綺麗な状態
• B：多少の汚れ、キズがあり少し使用感の感じられる状態
• C：目立った汚れ、キズのある状態
• D：かなりの使用感、汚れ、キズのある状態

●スワッガー
スワッガーの最大の特徴は、コーチの伝統的なデザインを現代的にアレンジしたダブルターンロックです。ブランドの象徴ともいえるこのデザインは、ペブルレザーやスムースレザーなど、さまざまな素材やサイズで展開されています。
 
●シグネチャー
コーチのシグネチャーバッグは、ブランドを象徴するアイコニックなデザインとして、多くの人々に支持されています。トレンドに左右されにくいクラシックな魅力と、幅広いファッションに合わせやすい汎用性から根強い人気を誇るアイテムです。

コーチ（COACH）は、1941年にアメリカ・ニューヨークで誕生したラグジュアリーファッションブランドです。創業者のマイルズ・カーンとリリアン・カーン夫妻は、6人の職人と共に「ゲイル」という名の小さな工房を立ち上げ、革製品の製造を始めました。ブランドの転機となったのは1958年。野球グローブに着想を得て開発された「グラブタン・レザー」は、柔らかさと耐久性、美しい光沢を兼ね備え、コーチを象徴する素材として知られるようになりました。
 
1960年代には、初のリードデザイナーとしてボニー・カシンが就任。カジュアルかつカラフルな女性向けバッグを次々に発表し、それまでメンズ中心だったブランドに新たな個性と魅力を加えました。彼女の斬新なデザインはブランドを本格的なファッション路線へと導き、マディソン・アベニューに旗艦店を構えるなど、ブランドイメージの洗練化が進みました。
 
1980年代には事業が大きく拡大し、1988年には日本市場へ進出。バッグだけでなく、財布や時計、アパレルなどへラインナップを広げ、グローバルブランドとしての地位を確立しました。2001年には若年層を意識した「シグネチャーライン」が登場し、ポップで特徴的なデザインが大ヒット。コーチの国際的な認知度をさらに高める要因となりました。
 
2013年にはスチュアート・ヴィヴァースがクリエイティブ・ディレクターに就任し、伝統的なクラフトマンシップに現代的な感性を融合させたデザインで、ブランドをより都会的で洗練された存在へと進化させました。近年ではサステナビリティにも積極的に取り組み、リサイクル素材の活用や修理サービスの展開、メタバースやデジタルアートとのコラボレーションなど、革新的な活動を続けています。
 
コーチは、80年以上にわたり、時代の変化に柔軟に対応しながら、職人技と高品質なものづくりにこだわり続けているアメリカ発のラグジュアリーブランドです。